ワキと同じようにVIO脱毛をする女性が増えてきた今、自宅で処理している方が大勢います。まずは、セルフVIO脱毛の正しい方法と、それぞれのメリット・デメリットについて紹介します。
VIO脱毛の目的
若い女性は、水着や下着からムダ毛がはみだしたら恥ずかしいという理由でVIO脱毛に踏み切る方が多いのですが、近年は、ご高齢になった時のことを想定して「介護VIO脱毛」をする方が増えているのだとか。
VIO脱毛は、若い女性のみならず様々な視点から今後も必要とする場面が多くなっていくことでしょう。
まずは、自宅でVIO脱毛をする場合のメリットやデメリットを把握し、正しいVIO脱毛方法を選びましょう。
自宅でセルフVIO脱毛をする方法は5つ
自分のタイミングで自己処理ができることから、自宅でセルフVIO脱毛している女性も多いはず。
「手軽で簡単」ここだけを見ると、確かにセルフVIO脱毛はおすすめですが、しっかりデメリットを把握しないと、デリケートゾーンの肌が取返しのつかないことに。
10年後、今よりもっとキレイでいるためにも、正しいVIO脱毛方法を選びましょう。
セルフVIO脱毛1・毛抜き
VIO脱毛に限らず、ムダ毛を毛抜きで処理している女性は多いはず。毛を引っこ抜くだけで簡単に処理できてしまうので、毛抜きを常に持ち歩く女性もいるほどです。
毛抜きは、毛根ごとムダ毛を抜いてしまうため、脱毛持続効果が高く処理残しを防げるというメリットがあります。
しかし、1本1本抜かないといけないため時間がかかりすぎてしまい、結局中途半端な処理になりがちというマイナス面もあります。
見た目を良くしたくてVIO脱毛をしたのに、脱毛にムラができては全く意味がありません。また、毛抜きは大変便利な脱毛法ですが、長い目で見た時に肌を傷めてしまうことは確実です。
毛抜きでVIOを処理するメリット
- キレイに処理できる
- 簡単
- 脱毛持続効果が長い
毛抜きでVIOを処理するデメリット
- 炎症を起こしやすい
- 時間がかかる
- 埋没毛になる
- 首が凝る
毛抜き代100~500円
セルフVIO脱毛2・カミソリ
自宅で簡単にできるVIO脱毛として最も多いのが、カミソリです。ムダ毛が散らかったとしても、お風呂場で大胆に処理できるのは、女性にとって一番楽な処理方法です。
カミソリは、ある程度まとめてムダ毛処理ができるので、その分時間を短縮させることもできます。
しかし、カミソリと一口に言っても、刃の鋭いものから比較的安全なカミソリまで種類が豊富です。市販でよく見かけるT字カミソリやフェイス用のカミソリは、本来なくてはならない皮脂まで削ぎ落としてしまうため肌が荒れてしまいます。
しかも刺激はメラニンを発生し色素沈着のもと。放っておくと、どんどん黒ずみが作られていくので、カミソリの使用は避けた方が無難です。
カミソリでVIOを処理するメリット
- 短時間で処理できる
- まとめて処理できる
- 仕上がりがキレイ
カミソリでVIOを処理するデメリット
- 翌日には毛が生えてくる
- 肌を傷める
- 黒ずみが増える
- 痒みが増す
- チクチクする
カミソリ代100~300円
セルフVIO脱毛3・ブラジリアンワックス
こちらは、患部に塗ったワックスを一気に剥がすことで簡単にムダ毛を処理できる方法です。毛根を抜き取るだけでなく古い角質までもキレイに取り除けるので、全体的に肌をキレイに見せることができます。
しかし、完全な脱毛とは異なるためワックス脱毛を続けていくと返って費用が高くかかる場合も。ワックス脱毛の持続効果は平均1週間~2週間、ワックス1個分(400ml)の使用回数は約8回となるので、継続したい方は2ヶ月~4カ月に一度のペースでワックスを購入しなくてはいけません。
ワックスの価格は、2,000円~6,000円が一般的ですから、多い時で年間18,000円かかる計算になります。これを2~3年で計算した場合、サロンのVIO脱毛4回分以上に値するので、コスト的には決しておすすめとは言えません。
ブラジリアンワックスでVIOを処理するメリット
- 肌表面がキレイになる
- ムダ毛が散らばらず処理後が楽
- 脱毛持続効果が長い
ブラジリアンワックスでVIOを処理するデメリット
- 慣れないと痛い
- 失敗が多い
- ワックスが肌に合わない
ワックス代2,000円~6,000円(VIO約8回分)
セルフVIO脱毛4・除毛クリーム
除毛クリームとは、アルカリ性の薬剤でムダ毛を溶かして処理する方法です。患部に塗った後、ほんの数分放置をするだけでムダ毛がキレイに処理できます。
肌に負担がかからないと評判の除毛クリームですが、これはあくまでも腕や足のムダ毛を処理する場合です。毛を溶かすほど刺激の強い成分ですから、陰部にはかなり負担がかかります。
しかし、皮脂を削ぎ落とすカミソリや毛根を抜き取る毛抜きに比べると、肌の炎症が抑えられることは確かです。
使用する場合は、Vラインのムダ毛を軽く整える程度にとどめて、陰部の粘膜や膣内に付着しないよう十分注意をしましょう。
またお肌が弱い方は肌荒れしてしまう恐れがあるので、必ずパッチテストをしてから使ってください。
除毛クリームでVIOを処理するメリット
- 処理後の肌がツルツル
- 正しく使えば肌トラブルが少ない
- チクチクしない
脱毛クリームでVIOを処理するデメリット
- ムダ毛の根元が残りやすい
- 毛が生えるのが早い
- 消費量が多い
- 独特のニオイがある
- IラインとOラインには使えない
除毛クリーム代1,000円~
セルフVIO脱毛5・家庭用脱毛器
自宅でVIO脱毛する場合、最も安全な処理方法としておすすめなのが家庭用脱毛器です。
例えばケノンの場合、脱毛部位によってカートリッジが異なるため、使い分けが必要になります。
VIO処理をするなら、照射力の強いストロングカートリッジを使用しましょう。ケノンなら剛毛なVラインや気になるムダ毛も簡単に処理することができます。
大変便利な家庭用脱毛器ですが、デメリットを強いて挙げるなら、初期投資が高いことです。カートリッジ込みの価格とはいえ、約70,000円の費用は結構な負担になります。
家庭用脱毛器でVIOを処理するメリット
- サロンに通う手間が省ける
- 何度も脱毛できる
- 自宅でできる
家庭用脱毛器でVIOを処理するデメリット
- 出力が弱い
- 脱毛効果にムラがある
- カートリッジ交換が必要
- 初期投資が高い
家庭用脱毛器約70,000円
キレイで確実なVIO脱毛を求めるなら脱毛サロンへ
自宅でVIO脱毛する場合の一般的な処理方法を挙げてみましたが、それぞれメリット・デメリットが存在します。
手軽で簡単な自己処理ですが、肌の負担や脱毛持続効果を考えると、やはりサロンのVIO脱毛には勝てません。
サロンなら、美肌を維持しながらムダ毛が抜け落ちていく感覚がわかるので、脱毛効果や見た目の仕上がりにきっと満足できるでしょう。
自己処理のしすぎはほどほどに
自宅で簡単にできるVIO処理ですが、一番注意をしなくてはいけないのがデリケートゾーンの肌です。過度の自己処理は黒ずみ悪化の原因になるので頻度を少なくし処理後は保湿ケアを心がけてください。